コーネルデュプリーさん、怒る! [music]
コーネルデュプリーさんが亡くなってしまい、私はかなりの喪失感を感じています。見た目も、音楽そのもの本当にカッコいい数少ないミュージシャンですよね。
ずっと前に東京のブルーノートでライブを見ました。ベースがチャックレイニーで、ドラムがバーナードパーディーだったような、要するにベストメンバー、って感じでした。
印象的だったのはステージ上でコーネルさんがバーナードパーディーをドヤしつけてた事。
様子からみて、
「お前のドラムは音がでかすぎる!そんなふうに叩くな!」
みたいな感じでした。
コワい人がコワい人をドヤしつけているなぁー、と思い、コワかった記憶があります。
以前、ブログに載せた2010、11月のインタビューです。
ボンベ姿ですが、元気そうだったコーネルさん。
…。
http://www.xotic.us/video/index.html?area=rwv_player&id=136
もらったり、あげたり [考察のラウンジ]
以前はあんまり聞かなかった言葉。
「勇気をもらった」
というもの。
「パワーをもらった」
とかも。
スポーツ選手でも、駆け出しの新人選手が
「みんなに感動を与えたい云々…」
って言うなぁー…。
おっしゃりたい事はわかる気がしますが、そんなに人からもらったり、人にあげたりする物かなー、と思う。
まあ、表現、言葉遣いの問題かもしれないけれど、私個人としては、ど〜〜〜〜も違和感あります。正直。
自分で葛藤して、頑張って、勇気なり、パワーなり、感動がハラの底から湧いてくる、というのが人間の力強さって感じか、、。
「自分探し」とか「夢をあきらめないで!」みたいなのも同じ空気感があり、どうも馴染めないんだなぁー、これが。若者は特に、もっとカッコ悪くモガいて、何かに行き着いてほしい。と、思う。
アンチエイジング(頭の) [考察のラウンジ]
最近多くなったのか、やっと今頃わたしが気づいたのかは定かでない。
しかし、
「この人、**歳なのに、30代にしか見えない!」
みたいな宣伝や記事がやたらと多い(もちろんほとんど女性向け)
で、この化粧品を買いなさい。この健康食品を食べなさい。この情報雑誌を買って読みなさい、
となるわけだ。
みんなが健康に長生きすることは、素晴らしい。人類永遠の望みで、少しでも助けになる方法があれば、どんどん実行されるだろう。しかし…。
「何でも、かんでも若い方がイイ、価値がある!」
みたいな人いませんか?
まわりが「ウッ!」とするような服装はまだオモシロい。
でも、未成熟な態度、自分勝手な行動、子供じみた考え、自分中心でないとヘソ曲げる、など。こんな事まで、
「だって、私、若々しいんだもーん」
みたいに済まされると、迷惑です。
「少年のココロを持ってるオレ!」
みたいなオヤジ。自分で言うな、アグリーだぞ!
ばかやろう呼ばわり! [考察のラウンジ]
時々インターネットやってると、みんなの意見みたいなページにたどり着き、読んでみると考える。
今朝、たまたま原発反対運動についての発言をみたら、熱く議論しているんだろうけど、罵声が飛び交っていることに驚く!
「原発に反対しているバカヤロー」とか、「オメーらみたいな…」とか
すごい関心事なのは疑いの余地もなく、知らんぷりが出来る状況はとうに過ぎ去ったんだろうけど、
見ず知らずの人にバカヤロー呼ばわりはありなのか?「バカヤロー」に「オメーらみたいな…」
で応戦する。
相手を威圧して自分の意見を通そうとする人達を信頼するのは難しい。
国会とか見てても、すぐ怒鳴る議員(本人は名物議員にでもなったつもりか?)に自分たちの声を代弁してもらっているという感じは湧いてこない。
どんな有意義な意見でも、罵声が枕ことばでは説得には役立たない。
クールビズだっ! [考察のラウンジ]
きのう、総理大臣が発表しました。中部電力の原発も止めます。北、東の日本のことだとタカをくくっていた西側の日本人のみなさんも電力不足が人ごとじゃなくなって来た!
どうせ節電するなら、みんなでやった方がイイ!と、前向きに考えよう。
で、クールビズだ。ノーネクタイで冷房を節約する。節電という大義名分がある。
言ってみれば、お国の一大事だから涼しい服でゴメン!ということ。
つまり、本来は涼しい服はどんなに暑苦しくても
「先方様には失礼な服装」
という大前提の上に行われる運動。
ポロシャツより塩ふいた、汗ドロのスーツが正式なんだ。フォーマルだぞ。
一部の企業が夏時間を実施する。
私は夏時間推奨なんだけど、これは本筋とは違う。みんなでやらなきゃ。
偉い学者さんが「日本人にはなじまない」と言って夏時間に懐疑的だとか。
「やったこと無いから出来そうも無い」なのか
経験したことない天災に、考えたことない原発リスク。やりたい放題に浪費してきたエネルギーを、現実に減らさなきゃならないなんて、「やったことない」
今こそが「やったこと無いこと」をやる時じゃないのか?
何処へ行く、保冷剤! [考察のラウンジ]
デパートに食品を買いに行くと、相変わらずスゲー過剰包装だ!
漬け物のパック1つをビニール袋にくるんでセロテープでとめる。
肉や魚は2重、3重に包む。
で、レジで1つ1つに保冷剤を付ける。1パック1個。
肉売り場のおばちゃんに聞いた。
「保冷剤、戻して来る人いますか?」
「います」、とのこと。「捨ててくれ!」
と、持って来るとのこと。
インターネットでみたら、
「保冷剤の捨て方」でけっこうヒットする。
「リサイクル」、「再利用」は見つからず。
うちの冷蔵庫は保冷剤がいっぱい。
肉屋のおばちゃんも「家にいっぱいあるのよ」って言ってた。
節電の夏が来る、今日あたりその兆しが…。
誰か考えてほしい。
保冷剤でつくる冷房グッズ!
平等ではあるが… [考察のラウンジ]
震災のニュースが続く。
ただ、復興が進んでいる様子が届けられ、安堵感を覚えるものもあるので、それはGood Newsのうちにはいるのか。
義援金、賠償金、援助物資などみんなに配られ、渡されるべきもの、住宅の建設などが「遅れている!」というニュースが増えた感じがする。端から見てて、
「なんでもっとチャッ、チャっと出来んのか!」
と歯がゆい思いを感じる私たち。
「東電は、行政はなにやってんだ!」、的な。
思うに、彼らは
「平等に、不正なく」
がひとつの基本的考え方なんだろう。
全員がきっちり平等でなければいけない! あとで文句が出る。責任を追求される。
これって、きっちりした日本人には絶対で、時として
「でる釘は打たれる」
になったりして、、。
私が子供の頃、クラスに帰国子女が編入してきて、当然に英語がペラペラ。英語の先生よりうまい!
で、なんとその事が彼の悩みとなり、彼のとった解決法は
「みんなと同じに、ヘタな発音になり、外国で得た語学力を放棄すること」
かくして自分を平均的日本人英語レベルまで引きずり下ろして安住に就いた。
それと同じとは言わないけど、復興も「お手てつないで」的に
「みんな平等に困ってるから正しい」
みたいにならないとイイと思う。